「Run」について
- 社長ブログ
趣味で始めた週末の「Run」・・・かれこれもう8年ほどになります(華々しい活躍、タイムなどは一切ありませんが・・・)
始めた頃は、3kmでギブアップでしたが、今では1週間走らない日が続くと気持ち悪くなってしまう自分に驚かされます(笑)
この夏の暑さも半端じゃなかったですが、昼間の15時頃にあえて走り出し、夕方ヘトヘトになって帰って来ると変に嬉しくなる・・・(これって達成感?)
・・・その日の晩、だる重い足をマッサージしながら入るお風呂の気持ち良さ。そしてコップ1杯のビールがたまらないのです。
達成感が味わいたくて「走る」・・・ランナーがよく口にする動機ではありますが、私にはもう一つ・・・「自分への挑戦」というのがあります。
リーダーは得てして、“全能感”というものを持つ傾向にあると言われます。
つまり、「自分は何でもできる」とか「誰よりも優れている」という錯覚を抱きがちだということ・・・その手立ては皆無で、結局の所、自分を戒めるのは自分しかないというわけです。
ですから、“自分がいかに無能か”、あるいは“自分がどれだけ情けない人間か”を自覚する時間が必要となる・・・その手段は何でも良いわけですが、私はそれをマラソンに置き換えています。
・・・走り続けてしんどくなってくると、つい“甘え”が出ます。
「もう良いやん・・・ちょっと歩こ」 「休日なんやから、そんなに頑張らなくても・・・」 ・・・悪魔のささやきは、全て自分の中から湧き出て来るもの。
その度、「なんだ、自分は」 「最初の意気込みはどこへ行った」と、自問自答を繰り返しながら、なんとか自宅に辿り着くを続けています。
でも・・・走っていると、やっぱり気持ちが良いです!
・・・景色が流れていく・・・あの爽快感がたまりません!
以前、外科医の先生から、「走るというのは100%体に良いことはないですよ」と忠告を受けながらも未だ続けているのは、こんな理由からです。
(この歳になると)いくら頑張ってもなかなか速くはならないですが、「続ける」ということで、何かの精進にはなっているような気がしています。