「雨」をしのぐ「カサ」の存在
- 社長ブログ
(もう終わっちゃいましたが)テレビ朝日の番組「ニュースステーション」にてお天気キャスターを務めておられた「河合薫」さんの講演会に参加して参りました。
現在、「健康社会学者」として東大・早稲田大にて教鞭を取っておられる氏が提唱されているストレス対応策は次の通り。
心理学の究極のゴールが「自信を持つ」「ポジティブ思考」といった『力』を身に付けるというのに対して、この健康社会学は、ストレスを環境によってしのぐというもの。
つまりその人の性格的傾向に左右されず、普遍的で、よりシンプルな方法論であるというわけです。
但し、それには条件がある・・・それは「仲間の存在」だそうです。
天気が一変、雨(ストレス)が降って来た際、
①「どうしたんだ?困っているんなら、このカサを使いなよ」・・・そんな言葉を発する勇気
②「カサを貸して下さい」と言える勇気・・・それが言える存在を作っておくということ。
ポイントはこの2点です!
ストレスは天気で言えば雨・・・雨は必ず降るもの・・・ずっと晴れなんてあり得ない。(&ずっと雨もあり得ないわけですが)
でもそれをしのぐカサさえ持っていれば、ぬれずに済む。そのカサが自分の周りにいる人の優しさというわけです。
大切なのは上記のようなカサの貸し借りができる環境!
そしてその環境を作り出すのは、お互いを思いやる気持ち、すなわち「心通い合う仲間」の存在。
・・・ストレスを減らす=良い仲間作りなのかもしれません。
さて、そんな会社になれたらなぁ・・・うちのメンバー各々がカサの貸し借りができる関係性になれたらなぁと思います。
・・・うん!? そんなことに思いを馳せていたら、ふと気付きました 😀
(私自身)ストレスがないわけではないのに、あまり感じにくいのは、きっとみんな周りの方々のお陰なんだということに・・・