「わからなくても触れてみる」ということ
- 社長ブログ
京都国立博物館で開催されている「琳派」を観に行って参りました。
遡ること400年前・・・家康から京都 鷹峯の地を拝領した本阿弥光悦の流れを汲む 俵屋宗達・尾方光琳・酒井抱一の作品がズラリと展示されております。
『絵画』にはとんと疎い私でした・・・さすがに「風神雷神図屏風」ぐらいは折に触れ見たことがありましたが、そんな程度では、やっぱり恥ずかしかった・・・同じ作品に対して3者それぞれの作品があるなんてことすら知りませんでした。
でも(わからなくても)芸術というのは触れてみるもんですね・・・これが宗達、これが光琳・・・そしてこれが抱一か・・・と見ていくうちに、段々とそれぞれの特徴や違いがわかるようになってきました。
また、(後半になってくると)紙の上に描かれているにも関わらず、生きているように見えたり、大胆な筆使い・遊び心満天の画法に魅了されたりと、そのおもしろさというものも徐々にわかってきた気が致しました。
到着したAM10時頃には、約240分待ち・・・その後、お昼過ぎに再び訪れた時でも60分待ち・・・仕方なく並んで入りましたが、会場を後にする頃には思った以上の価値を感じつつ、あれだけたくさんの方が方々から来場される理由もわかる気が致しました。
以前、尊敬するマーケティングコンサルティングの先生から
「ビジネスで成功したかったら、芸術に触れなさい」という“革新的教え“をご教授頂きましたが、機会があれば是非また観に行きたいと思います。
全ては “感じる心” ですからね!