人を思う気持ちについて
- 社長ブログ
去る4月23日は、長女の命日でした。
(今年の4月から高校生の次女はクラブ活動のため)家内と2人で、朝からお寺にお墓参りに行った時のこと・・・
いつも通り、水桶とひしゃくを持ってお墓まで歩いていくと、既にお線香が手向けてあります。
(名探偵バリに推理を巡らせると)おそらく来て頂いたのは、朝の9時ごろ?・・・
こんなに早くに・・・私達以外にお参りしてくれる方などないはずなのに・・・?
でもその後、お寺の奥様から説明を聞いて、なぞが解けました・・・
それは、次女の(幼少期からの)お友達のお母さんでした。(家内とはいつも仲良くして下さっているそれはそれは心の優しいご婦人)
前日の夜、わざわざご家族でうちまで来て下さり、仏壇に手を合わせて下さったのに、命日当日は(お忍びで)京都市内のお墓にまで足を運び、お参りをして下さっていたのです。
・・・胸が熱くなりました。
生前、家族ぐるみで仲良くして下さったとはいえ、ここまでして下さるか、と逆に恐縮です。
娘のことをほんとに大切に思って下さっていたんでしょう・・・
っと同時に、「友達である家内を気遣って下さっているんだろうなぁ」と思います。
この日・・・たくさんの方が未だ娘の命日を覚えて下さっていて、仏壇の前がキレイなお花でいっぱいになります。
日曜日にも関わらず、わざわざお参りに来て下さる方もおられて、私の心は感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ここまで周りの方から愛されている娘と家内のことを改めてすごいなと思います。
人として大切なこと・・・毎年の事ながら、たくさんの方々の「愛」を感じ、多くのことを学ぶ機会が頂けて、ありがたいと思っています。