石田梅岩に学ぶ!
- 社長ブログ
江戸時代の思想家 心学の祖 「石田梅岩」について学んで参りました。
梅岩いわく・・・
商売は悪いことではなく、商人はもっと敬われるべきだ!
・・・そのために「正直であれ」「倹約せよ」「勤勉であれ」
また、「本物の経営者は、まずお客様に喜んでもらうことを考え、その報酬としてお金を頂くことを考えるものだ」
・・・自分が儲けることばかりを考えているのは、本物の経営者ではないと言っています。
私は、正直、学生時代、「商売」というものがあまり好きではありませんでした。
それは、ものを売るという行為がほんとに良いことなのか?(究極、詐欺と商売の違いって???)
・・・ものの売買は、(一時)一部の人間にとっての利潤にはなるかもしれない・・・でもそれは社会にとって不可欠なものなのか?
そんな根本的なところがわからなかったというのが主な理由でした。
butその後、京セラ 稲盛氏の本に出逢い、イエローハット 鍵山氏の講演会&映画「てんびんのうた」を視聴し・・・
様々な勉強を重ねることで、それまで知らなかった「商売の意義」・・・あるいは「考え方」に触れることで、少しずつ思いが変わってきたのを覚えています。
・・・そして(その着地点として)生涯、「自分を律しつつ、商人道を歩んでいこう」と決心し、この会社を継承するに至りました。
今回学んだ梅岩先生の「商人道」を今一度、自分に問いかけ、これからも考え方の礎に据え、私達が世の中から必要とされる会社になっていけるよう精進して参りたいと考えております。