羽生善治氏に学ぶ!
- 社長ブログ
先日、将棋棋士 羽生善治氏の講演を聴いて参りました。
15歳でプロになり、そこからの氏の快進撃は、言わずと知れたこと・・・
そんな天才棋士が日々心掛けていることの一つに、「できるだけ積極的に小さなリスクを取るようにしている」というのがありました。
対局中、平均約80通りあると言われる次の1手・・・
局面において、できる限りリスクを減らすためには、一般的には「無難な手」「慣れ親しんだ手」を選ぶところ・・・っが、氏はあえてこれまでやって来なかった戦法を極力選択するようにして、常にリスクに挑戦しているんだとか・・・
・・・その理由は、10年後のリスクヘッジのため!
つまり、今、その小さなリスクを避けてしまったら、いずれ、必ずやとんでもないしっぺ返しが待っている・・・
10年後のリスクこそが、取り換えしの付かない最も高いリスク・・・それを回避する最善の方法は、「あえて小さなリスクを日々選択すること」というものでした。
私は、この小さなリスク・・・「挑戦」は、私達ビジネスの世界においても大変重要なことだと思っています。
すなわち、お客様から10年後も弊社を選び続けて頂けるようにするためには、「いつものやり方に甘んじない」「現状にあぐらをかかない」ことこそが、企業存続の絶対条件であるということ・・・これにつきるわけです。
そういえば何かの本で、「人生、進む道で迷った時、平坦な道といばらの道があれば、あえて後者を選びながら歩きなさい!なぜならその方が後になってみると正解であることが多い」という1センテンスを読んだのを思い出しました。
・・・でもこれって、常に意識していないと、絶対にできないことです!
難しいのは百も承知で、できる限り果敢にチャレンジできればなぁと思っています。