竹田恒泰氏に学ぶ!
- 社長ブログ
先日、「竹田恒泰」氏の講演を聴いて参りました。
タイトルは、ズバリ、(氏の著書でも有名な)「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」
氏いわく、
『世界の中で、国家として一番歴史の長い国はどこだと思いますか?』
『中国?イギリス?・・・いえいえ、ずばり私達の国、日本なんですよ!』
「えっ〜、そうだったんだぁ・・・」 スタート早々、目からウロコでした。
日本は建国されて以来、約2000年の歴史を持っていますが、世界広しといえども、これだけ長く今日に至るまで、「王朝交代」が起こっていない国は、日本以外にはないのです。
(中国4000年の歴史???・・・今の中華人民共和国は、できて間もない国。その前に存在した中華民国とは全く別物です)
では、そもそもなぜ続いたのか?
・・・それは
①初代神武天皇が散在していた各地の豪族を一つの家族にしていったこと
②宗教の自由が認められたこと この2点に起因するんだそうです。
①天皇の娘を豪族に嫁がせ、息子を豪族の娘と結婚させたことによって、権力闘争が起こらず、バラバラに点在した30あまりの国々が大和を中心に一つにまとまっていった
②「大国主の神が出雲大社を拠点にした宗教を認めてくれるなら、大和の国に我々の国を譲ろう!」というように、宗教対立が起こることなく、国が統合されていった
しかしながら、これらは全て、その前に、日本人の温厚な国民性がなければ、成立しなかった内容です・・・
日本人の寛容な性格と、相手を思いやる心が今日の我が国を作ったと言っても過言ではないのです。
世界で一番人気のある国日本は、こうして作られたんだということを知ると、何だか感慨深い思いがして参りました。
「1100年以上天皇家がお住まいになった京都御所に、お堀や城壁がないことが全てを物語っている」
今一度、日本という国の成り立ちを見つめ直すことで、“日本人のすばらしさ”に気づくきっかけを頂いた気が致します。