「編集力」を磨こう!
- 社長ブログ
先日、義務教育初の民間人校長を務められました藤原和博氏のセミナーに参加して参りました。
(セミナーとはいえ、ブレーンストーミングという“新たなアイデアを生み出す会議手法”を交えた経営者同志のミーティングもあり、大変盛り上がりました)
私達日本人は、家庭で培った基礎的な人間力の上に、学校にて情報処理力を身に付けた後、そのまま社会に出て行きますが、世界的な視点からみると、残念ながら、その応用編である情報編集力に不安要素が残る。
情報処理力という分野は、いずれ大半をロボットがやってくれる時代になるため、人の価値・・・つまり人にしかできない分野を今意識的に鍛え、実践に移していかないと、いずれ通用しなくなる。
そんな内容でした。
私達は、(子どもの頃から)いつも“正解のある問題を解くこと”ばかりに力を注いできました。
しかし社会に出て困ること、悩むことの大半は、実は正解のない問題ばかり・・・
勿論、編集力を磨く・・・脳をそういうモードにするためには、当然そのベースとなる処理能力は不可欠なわけですが、答えのない問題に正面から向き合い、乗り越えて行く力を今のうちから意識的に磨いておかないと、自然淘汰されてしまう・・・
さらに驚くべきは、これが50年、100年先の話ではないということ!
あと、10年もすれば、現実にやってくる世界なんだそうです。
興味深くも、考えればちょっと恐ろしくなってきますが・・・
めざすは、どんな事象に対しても、脳がつながる人、パソコンでいう上書きのできる人・・・
常に勉強を怠らず、新しい発想・考えが生み出せるよう精進して参ります。