menuclose
Tel0774-38-2788

お知らせ

「心の幅を広げる」ということ。

  • 社長ブログ

トランプ政権が掲げる「アメリカ・ファースト」というメッセージから、世界の図式は大きく変わりました。

各国それぞれの意識が内向きになり、「自分さえ良かったら」という考え方が幅をきかすようになってしまった。

一部のマスコミはこれを「右傾化」と報道しておりましたが、

ある番組で「いやいや、それは世界が幼児化しているんだ!」という表現が使われ、妙に納得致したのを覚えています。

さて、こんな時期だからこそ、先日目にした「鍵山秀三郎さんの言葉」が心に響きましたので、ご紹介致します。

 

『スポーツ選手のようにいくら背の高い人でも、私の二倍も三倍もある人はいません。

また、お相撲さんのように体重のある人でも、私の五倍も六倍もある人はいません。

つまり、人間の体は「大きい」「小さい」といっても、その差はせいぜい私の二倍

から五倍くらいが限度。

ところが、人間の持っている心の「大きさ、広さ」はどうでしょう。

とても十倍、百倍というような差ではありません。

人によっては、千倍、一万倍、いや、もう何倍とはいえないくらいの差があります。

この差はどうやって生ずるか。

大きな分かれ目は、どれだけ自分以外の人のことを考えられるかどうかではないかと思います。

心の小さい人というのは、自分のことしか考えられません。

せいぜい考えても、自分の家族のことぐらい。

こういう人は、狭くて小さくて浅い心の持ち主です。

一方、心が大きく広い人というのは、自分のことよりも家族のこと、家族のことよりも社会のこと、社会のことよりも地球に住んでいる全ての人のことを思いやる心の持ち主です。

心の幅を広げるには、できるだけ自分以外の人のことを気遣う人間になることです。

そういう考えになったとき、心は際限なく、大きく広くなっていきます』

 

いかがでしょう・・・

世界がどこへ向かって進んで行くのか、僕には検討もつきませんが、

まずは自分にできること・・・“利他の精神”を心掛けて参ります。