正しい経営とは・・・
- 社長ブログ
今、NHKの大河ドラマ「軍師 黒田官兵衛」を欠かさず見ているのですが、秀吉が少しずつ官兵衛と距離を置くようにってきましたね・・・
「信長様のため・・・」だけに終始してきた人生が、いよいよ自らが「天下取り」・・・「関白殿下」と呼ばれる頃には、(悲しいかな)私利私欲にかられていく・・・
「自分は偉いのだ」という勘違いが、“傲慢さ”を生み出していく様子は、(ドラマとはいえ)何とももどかしく、悲しい・・・反面教師として気をつけなければなりません。
人から尊ばれる立場というのもそうですが、我々商売人がそこから学ぶべきは、商売そのものについての考え方・姿勢です。
食品に関する様々な偽装やブラック企業など、社会問題化する会社そのもののあり方論も去ることながら、
(そこまでいかなくても)私利私欲のため、金儲けだけが目的といった“信念のない経営”は、いずれこの世から消え去る運命にあるのではないでしょうか・・・
学生の頃、商売=押し売り=悪ととらえていた私が、今では、それを生涯の仕事として「誇りに思える」までに意識を変えられたのは、イエローハットの創業者「鍵山秀三郎氏」の講演会参加がきっかけでした。(『てんびんの詩』視聴・・・三方よし、利他の精神等々・・・)
・・・だから私の(経営者としての)判断基準は、全てそれが「人として正しい行いか」あるいは「利他の精神に背いていないか」というところにあります。
これからも「正しい経営」をしていくために、人としての勉強を怠らず、周囲の「諫言」に耳をかす努力を惜しまないよう取り組んでいきたいと思っています。
未熟で、限りなく凡人である私が、経営者としてさらに社業を発展させていくために、常に意識しておかなければならないポイントだと自らに言い聞かせております。
(私など)経営者としてはまだまだ未熟ではありますが、利益だけを追求するだけの集団にならないように、