47期に向かって!
- 社長ブログ
7月31日をもって、46期が終了致しました。
散々コロナに苦しめられたこの2年間に対するリベンジ・・・今年こそは、
と期待してスタート致しましたが、ここにきてまたもや感染拡大の影響を受け、失速してしまったものの、何とか黒字で締めることができそうです。
決算書は、会社の通信簿。
全体として売上が伸び悩む中、兼ねてより計画していた社屋の増築に始まり、ほぼ毎年やってくる社用車の買い替え、売上の大小に関わらず必要となる人件費等々・・・
前期も「投資」という名のたくさんの経費を使いました。
お金の使い方に限らず、我々中小企業の社長は、日々大小さまざまな「ジャッジ」を迫られる場面に遭遇します。
ミスジャッジが許されない立場ですから、
常に「この場合、こうした方がベター!」とか「AorB、2択ならAか」といった『経営者の勘』のような判断基準が働くよう、とにかく常に勉強しなければなりません。
政治経済、自己啓発といったビジネス書は勿論ですが、小説に触れ、(物語を疑似体験することで)日常生活だけでは味わえない「人の気持ち」というものを理解することも大切。
何といっても私たちの仕事は、接客業ですから・・・理屈だけでは、見誤ってしまうことも・・・
他人に共感したり、また逆にこちらに共感して頂くためにはどうすればいいか、それが瞬時に判断できるよう、脳を鍛えておかなければならないと思います。
まだまだ未熟モノですが、三方よしの「いい会社」になれるよう、引き続き今期も努力あるのみです!
さて話は変わりますが、映画「男はつらいよ」で、甥っ子の満男が、主人公である寅さんに、
「おじさん、人間は何のために生きてんのかな?」と問いかける場面があるのですが、それに対する寅さんの答えは、
「う~ん、何ていうかな・・・ほら、あぁ~、生まれてきて良かったなて思うことが何べんかあるじゃない・・・そのために生きてんじゃねえのか」
です。
「この会社で社長をやっていてほんとに良かった」と思える日にまた出逢えるよう、改めて精進して参ります。
新たな希望を胸に、今期も全力で駆け抜けて参ります。
皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。