いい会社をめざして!
- 社長ブログ
僕が手本としている会社の一つに、「伊那食品工業株式会社」(長野県)という会社があります。
この会社の社是がとっても意味深い!
『いい会社をつくりましょう-たくましく そして やさしく-』
ポイントは、「良い会社」ではなく「いい会社」である点。
「良い会社」というのは、売上や利益といった数字で評価された表現であり、経済関連の紙面で目にする言葉。
これに対して「いい会社」は、社員やお客様、取引先や仕入れ先、地域の人たちはもちろん、タクシーやトラックの運転手、会社へ遊びに来た人など、会社を取り巻く全ての人たちが、日常会話の中で「いい会社だね」と言ってくれる会社のこと。
(勿論、伊那食品さんは、いい会社であるからこそ、毎年増収増益・・・良い会社でもあるわけですが・・・)
弊社がめざす「頂」は自分の中では明確なつもりですが、それが全社的に伝わっているかというと、現実はまだまだ・・・
(例えばタクシーの運転手さんが、最寄りのJR六地蔵駅で乗せたお客様に、「あの会社はいい会社ですよ」なんて、言われたことはおそらくないでしょうし、商品を運んで下さるドライバーさんから「ここはいい会社ですね」と褒められたこともたぶんありません)
「いい会社を作りましょう」は、言葉としてはとてもシンプルでわかりやすいのですが、その域に達するのは実は大変難しいことなのです!
つまり売上でもなく、利益でもなくというのは、決算書には載ってこない僕を含めた弊社社員の「人柄」とか「笑顔」とか「考え方」とか、そういったモノが何より大切ということ!
そして、そんな会社になるよう導くためには、やはり日々の“僕の言葉”が大切になってきます。
(・・・会社は教育機関であれ。経営者は伝え上手であるべし by塚越会長)
つまり「社長からのメッセージ」ってやつが大切なんですね。
僕の思いが、会社全体に浸透していくよう・・・
これからも益々、しっかりとしたブレない「判断力」、「柱」を持って経営に携わっていこうと思っています。