吹奏楽コンクール全国大会にて
- 社長ブログ
娘が所属するR大学吹奏楽部が、関西の代表として13年ぶりに吹奏楽コンクール全国大会出場の切符を手にし、
先週の土曜日、その演奏をライブで聴くため、栃木県宇都宮市まで行って参りました。
新幹線を乗り継いでの長旅約4時間・・・宇都宮駅からさらにタクシーで15分と、やっとの思いで文化会館に到着。
会館の前には、入場を待つ出演者の身内らしき観客数十名と、制服着用の楽器を持った団体の塊がちらほら。
全国から集まった強豪校ばかりとあって、皆手強そうに見え、自分が演奏するわけでもないのに、緊張感だけが高まってきます。
R大学の出番は最後から3番目でしたので、前半は余裕で聴いてられましたが、後半に入っていよいよ出演順が近づくにつれ、ちょっと過呼吸に・・・
何度か深呼吸をして、いざ本番!
大阪府大会、関西大会と、同じ曲を聴いてきましたが・・・
課題曲に続いて、自由曲も、僕の中では完璧でした!
最終小節、「ジャーン」と全員の吹き伸ばしで曲が終わった瞬間、“最高の演奏”に感動したのと併せて、一気に緊張の糸が切れたのか涙が溢れ出ました。
最後の団体の演奏が終わって、いよいよドキドキの表彰式。(コロナも明け、リアルでの開催でした)
結果は、みごと『ゴールド金賞』!
大きな声は出さぬようとの注意喚起も忘れて、「っしゃぁぁ!」とガッツポーズを取りました。
興奮冷めやらぬまま、ホールを出ようと人混みをかき分けてR大学の集団を探していると、
会場すぐ横の広場で、白ブレザーの部員たち全員が、肩を抱き合って大泣きしていました。
来る日も来る日も、練習に練習を重ねての「金賞」獲得。
全国大会に選ばれるだけでも凄いことなのに・・・ひとりの大人として、彼・彼女らに教わった事の大きさははかり知れません。
(また今回、惜しくも金賞を逃した団体も、皆素晴らしい演奏でした)
(巷では今のZ世代は・・・なんて言われてますが)
改めて「会場にいる全ての大学生に拍手を送りたい」・・・そんな一日となりました。