目標と目的について
- 社長ブログ
目標と目的の違いって、明確に説明できますか?
簡単に言えば、目標が数値化できるモノであるのに対して、目的は「何のために」、ある意味理念のようなゴールの見えにくいモノ。
・・・そんな解釈なんだそうです。
ではどちらが大切だと思われますか?(勿論、両者共大切で、本来比べるモノでもないわけですが・・・)
先日、侍ジャパンのヘッドコーチを務められた白井一幸氏の講演会の際、
大谷翔平選手を例に、この明確な回答を聞くことができました。
WBCで世界一になった後、多くの選手がスランプに陥ったり、目標を失い2軍落ちする者すら出る中、
大谷選手は大リーグにて前人未到の大活躍!
・・・彼を突き動かしたモノは一体何だったのか?・・・それは、彼が、目的達成型の選手だったことが大きな要因。
確かに彼にも50本塁打、50盗塁といった数値目標はあったかもしれない・・・しかし、そもそも彼が野球選手になった目的は「世界で最も影響力のある選手になりたい」という夢を叶えるため!
自分の目標を持っている選手は多いが、何のためにといった目的を持ち、その「頂き」をめざす選手は少ない。
大きな目的を持ち、それを達成するための道筋こそが、目標達成への近道・・・
こんな内容のお話でした。
さて、これを私たちの仕事や会社に置き換えてみると、
弊社の存在意義=経営理念=「自利は他利にあり」を実践することこそが、年目標や期の目標を達成できる唯一の方法・・・常に経営理念に立ち返りましょう!ということになります。
繰り返しになりますが、会社がめざす数値目標は大切です。
しかし、それだけをめざしていると、周りが見えなくなり、ややもすると自社だけが儲かればいいという考えに陥る危険性をはらんでいるということです。
・・・私たちがめざすべきは、まず目的の方!(経営理念こそが目標よりも大切ということになります)
売上〇億をめざす前に、常に「自利は他利にあり」に立ち返ること!
そんな思いで頑張っていれば、必ずお客様から支持され、世の中に必要とされる会社として永久に存在することができるのだと、確信しました。